安全スリッパに見えない安全スリッパ。
日常使いができますが、いざという時にガレキの中を安全に歩く事ができます。
ガレキの中を歩いてもガラスの破片等が突き抜けて怪我をしないよう、内部にポリカーボネートの板を仕込んだ、いわゆる安全スリッパの進化版です。
でも、元々がスリッパ。いくら底を強化しても簡単に脱げてしまっては意味がありません。
そこで、いざという時は脱げないようにかかとをホールドする機能をつけました。
と言っても、文章やイラストではなかなかイメージが伝わりません。
でも、防災の日の前に池上彰さんの番組で紹介されてました。
ビックリです。やはり動く映像での紹介はわかりやすい。
この製品に関しては、デザインがどうこう言う前にアイデア勝負。
当初「安全スリッパ」と言う企画だけあったのですが、どう料理するかは何も決まってませんでした。
非常時に取り出して履くような、トイレスリッパみたいな安全スリッパは既に他社から商品化されてたのですが、日常使いできるモノの方がいいと思い、リビングで使うようなスリッパを何足か買ってぼーっと見ていたら、いかにもマジックテープが付きそうな素材のモノがあり、やってみるとピッタリと張り付きました。
そのことに気がついてからは、あっという間。
かかとをホールドすることを思いつき、手芸屋さんでゴムバンド買ってきてどう固定するか考えて・・・手作りで試作して・・・
製品化してわりと早くＮＨＫの朝の番組では紹介されてたんですが、ゴールデンに池上彰さんの番組で見る事になるとは思ってませんでした。